[かんたん波形編集2]では、選択した範囲の音楽・音声にエフェクトを設定することができます。
ここでは、エフェクトの設定の操作説明と設定できるエフェクトの一覧を記載します。
エフェクトを設定する範囲をドラッグして選択します。
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エフェクトを設定する範囲を選択しましたら、[編集(E)]メニューをクリックして、表示されるメニューから[エフェクト]または[ステレオエフェクト]を選択、さらに表示されるメニューから設定するエフェクトを選択できます。
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ディレイ
単音を遅延させて重ねます。
ステレオディレイ
LchとRchを独立して遅延を設定できるディレイです。
エコー
フィードバックのあるディレイです。
リバーブ
複雑なディレイを重ねて残響を加えます。
フランジャー
長めのショートディレイにモジュレーションを加えたものです。
フェイザー
フェイズシフトサウンドをシミュレートしたものです。
コーラス
短いショートディレイに速いモジュレーションを加えたものです。
ビブラート
モジュレーションに応じてピッチを変化させます。
トレモロ
モジュレーションに応じて音量を変化させます。
オートパン
モジュレーションに応じて左右にパンさせます。
オクターバ
ギターエフェクトのオクターバーをシミュレートしたものです。
ピッチシフト
±2オクターブ、半音単位で音程を変化させます。
タイムストレッチ
音程を変えずにスピードを変化させます。テキスト欄には処理後の選択範囲の長さが表示されます。
ここに10.5 Enterのように入力すると処理後の長さを10.5秒にするという形で指定することができます。 また+1.5 Enterや-1.5 Enterとすると加減したい長さで指定できます。
1.30.00 Enter→1分30秒 1:00:00 Enter→1時間 のような入力もできます。
スピードチェンジ
早送り再生のような効果をだします。 テキスト欄はタイムストレッチと同様の操作を行うことができます。
ディストーション
音を歪ませて一定レベルでクリップさせます。
オーバードライブ
ギターエフェクトのオーバードライブをシミュレートしたものです。
リミッタ
敷居値以上の音量の部分を敷居値の音量になるよう制限します。リリースTはミリ秒です。
コンプレッサー
音の立ち上がりや余韻を強調したり押さえたりします。
マキシマイズ
歪ませずに圧をあげます。コンプやリミッタのようなアタック感が出ません。
ゲート
敷居値以下の音量がトリガー(ミリ秒)以上続いたら無音になります。無音時のノイズ除去に利用します。
バンドパスフィルタ
特定周波数帯域をブーストします。
エンハンサー
高音域をブーストにします。上限を設定しないのでバンドパスフィルタよりきれいに処理できます。
ローパスフィルタ
高音域をカットしたり、低音成分を抽出してミックスなどができます。
ハイパスフィルタ
低音域をカットしたり、高音成分を抽出してミックスなどができます。
グラフィックEQ
15バンドEQです。±15dbです。
パラメトリックEQ
指定周波数域をdb単位でカットブーストします。
逆回転
逆再生した音を作成します。
サイン波
ピー音を作成します。
ノーマライズ
音量レベルが設定値になるよう調整します。 RMSがオフの場合はファイル中の最大レベルが設定レベルになるように音量を調整します。 RMSがオンの場合は最大実効レベルが設定レベルになるように音量を調整します。
アンプリファイ
サウンドのゲインを直接変更します。部分的にLchとRchを独立して音量変更したい場合や、 素材のレベル自体が小さすぎる場合などに利用します。
位相反転
LRのどちらかの位相を逆転させます。
LRミックス
左右の成分を任意の割合で合成します。
LR置換
左右を完全に入れ替えます。
L→R
Lchの音をRchにコピーします。
R→L
Rchの音をLchにコピーします。
ステレオエンハンス
左右の独自の成分を強調します。
センター除去
左右の独自の成分のみ残し、共通する部分は消去します。
センター抽出
左右共通の成分のみ残します。